2013-06-04 第183回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
何十年もその要望があったけれども、去年初めて我々のときに立入りをやって、それはガソリン業界からは一定評価をされました。 しかし、そのときに、なぜできなかったのかといったときに、いや、もう人手が足りないんだと、それだけの全ての部分を監視するということはとても公正取引委員会だけではできない、そういう話がいつも出てまいりました。
何十年もその要望があったけれども、去年初めて我々のときに立入りをやって、それはガソリン業界からは一定評価をされました。 しかし、そのときに、なぜできなかったのかといったときに、いや、もう人手が足りないんだと、それだけの全ての部分を監視するということはとても公正取引委員会だけではできない、そういう話がいつも出てまいりました。
次に、今回、法案におきましては、表示の方法に係る共同行為、いわゆるカルテルにつきましても規定がありまして、今回独禁法の除外対象となるということでありますけれども、こちらについては、例えばガソリン業界等の非常に競争の激しい小売業界においては、個々の業者ができるだけ安く売ろうという中で、カルテルによって共同的な行為がしっかりと決められたにもかかわらず、抜け駆けをする可能性もあると思うんですけれども、それに
ただ、E3直入のときに、ガソリン業界の皆さん方が売らないというのは何だろうかな、やはり連携はしっかりやっていく必要があるんじゃないか。大した量じゃないわけですし、ましてや直入について、蒸気圧の話を業界の皆さんはされますが、アメリカやブラジルが、では本当にNOxが大変でもうひどいと言っているかというと、決してそうではないですよね。
○黒田政府委員 ガソリンスタンドがどういう業者かということで助成が、底上げが同じようではないかということでございますが、ガソリン業界は九六%が中小企業でございますし、そのうちと申しますか、全体の七五%がいわゆる一企業で一SSを経営するというような零細な形にあるわけでございます。
この問題、もう議論している時間ないからちょっとおいて、それで、これが自然にこういうふうになってきたのならいいんです、今のプライスメカニズムで、いわゆる市場競争、市場における自由競争によってそういうふうになったというならいいんですけれども、一方、通産省の説明資料では、要するにガソリン業界がなぜこういうふうな泥沼に入っているかというと、ガソリンのシェアを取り合いっこして、それでやっているわけです。
○依田委員 それじゃ、抽象的なことはそのくらいにさせていただきまして、きょうは皆さんもいろいろ聞かれて大体お答えになっておるわけでありますが、ガソリン業界の問題についてお尋ねをさせていただきたい、こう思うのであります。 ガソリン業界、いままで皆さんのお話にもありましたように、いま大変深刻な状態に置かれておるわけであります。われわれの地区でももう廃業が幾つか出ておるわけでございます。
先生も御承知のように、ガソリン業界というのは本来過当競争的性格を強く持っておる業界でございまして、ただいま御指摘になりましたような、元売が販売拡大の姿勢を余りにも過度に出してくるといったようなところからさらに過当競争を激化しておる、あるいは農協スタンドの新増設が非常に多くなってきておるといったような傾向もございますので、われわれといたしましても、さような元売各社につきまして個別に招致いたしまして、それぞれに
問題の石油の問題につきましては、先ほど来のお話を十分承っておりまして、ガソリン業界でいろいろの問題があるということは私どもも伺っておりますが、中小企業庁と資源エネルギー庁は考えるところは同じでございます。何とかこれらの方々の経営の安定をしようという意味で私どもも努力をいたしておりますし、恐らく資源エネルギー庁の方でも努力をしていただいていると思っておるところでございます。
○古田政府委員 ただいまお伺いしました価格との関係で末端のガソリン販売価格を考えますと、それが通常の競争状態のもとでの価格から非常にかけ離れたものではないかという印象を受けますが、先生御存じのとおり、ガソリン業界につきましては業転玉という問題もございまして、この場合につきましてはかなり安値の仕切り価格のものも出回っているということもあろうかと思います。
○橋本(利)政府委員 揮発油販売業法の制定の趣旨の一つに「品質の確保」ということを掲げておるわけでございまして、そういった意味合いにおきまして、これはガソリン業界自体のみならず消費者に対する影響ということもあるわけでございますので、われわれといたしましては、ガソリン業界の安定のためにも品質の確保には十全の努力をしていく必要があろうかと思っております。
あるいはユーザーの方たちにも集まっていただきまして、スタンドのあり方についていろいろと御意見承ったわけでございますが、そういった過程において特に消費者サイドからのお話は、品質の悪いガソリンを売ることによって消費者に不測のマイナス影響を与えているから、これを厳に取り締まるべきであるといったような御意見も拝聴いたしましたので、そういったものを踏まえて、従来の行政指導にかえまして、法律に基づくところのガソリン業界
政府委員 先ほど大臣からもお答えいたしましたように、本法案は、揮発油販売業の健全な発達を図って安定供給を確保するということと、粗悪ガソリンの追放と申しますか、品質の確保を図るということを直接の目的といたしておるわけでございますが、それによりまして消費者利益の確保あるいは国民経済の健全な発達に資するということも考えておるわけでございまして、だれが得をするか、だれが損するかという問題としてではなくて、ガソリン業界
○橋本(利)政府委員 先ほど触れましたように、昨年ガソリン業界は近促法の指定業種になっておりまして、計画を策定中であります。この対象設備に入れることによっていわゆる近代化貸付金の対象にいたしたい、そういう方向でやっておるわけでございます。
強いて申し上げますならば、一般の小売店の売上高利益率は四・二%ぐらいでございますが、ガソリン業界におきましては現在二・八%と、はなはだ低いレベルにございますので、定量的に強いて申し上げるとするならば、一般的な小売業の利益率のレベルまで高めたい、こういうことになろうかと思います。
あるいは構造的問題の解決を側面的に支援していこう、こういう構え方になっておるわけでございますが、御承知のようにガソリンが石油製品の中でも採算油種になっておるものですから、ここでの経営不安定あるいは過当競争ということになりますと、石油企業あるいは石油産業全体が経営不安定になると申しますか、体質が脆弱になるというようなことも兼ね合わせまして、先ほどもお答えいたしましたように、本法案によりまして主としてガソリン業界
私たちの考え方といたしましては、御指摘のように元売業界からの影響と申しますか、元売業界での過当競争というものも反映していることは否定いたしませんが、ガソリン業界自体がもともと過当競争を引き起こしやすい体質と申しますか、環境にあるということでございまして、企業の数にいたしまして三万六千企業、スタンドの数にいたしまして五万三千、そのうちの九%までが中小零細企業であり、本来的に非常に企業の数が多くて、小さいものがその
○橋本(利)政府委員 政府といたしましては、ただいま申し上げましたように、現在ガソリン業界が置かれておるあるいは消費者との関係における問題をどのように是正していくかという立場において検討し、審議をお願いいたしておるわけでございます。
なお、いま御指摘のように、元売の方は体質が著しく改善されつつありますけれども、一方において小売その他の段階においては、先ほども長官が話しましたように、なお赤字経営が続いておるところ等も相当ございまして、こういうものの体質の改善をしなければ、将来は流通分野でやはり若干の禍根が残るであろう、こういうふうに考えまして、今回の法案を御審議していただきまして、特にガソリン業界における流通の堅実化ということを考
しかも、お互いに各社が協定してしまって、安く売らせないようにして、もしそういう取引があると、その会社に抗議を申し入れる、こういうふうなことがガソリン業界の中に私はあるように思う。それは明らかに公正取引委員会の重要な問題に私はなってくると思う。いずれ決算委員会でこれらの問題をやろうと思います。